郷土作家展示「郷土の言葉と物語~早船ちよと荒垣秀雄を知る~」
○場所・会期
飛騨市図書館 展示の森:7月1日(火)~7月31日(木)
神岡図書館 そらのひろば:8月6日(水)~9月6日(土)
○展示内容
飛騨を代表する二人の作家による著書をはじめ、二人の人物像が感じられる貴重な所蔵資料の一部を紹介します。(所蔵資料はご寄贈いただいた図書を各館に配架しているもので、常時閲覧が可能です)
●早船ちよ(児童文学作家)1914-2005
大正3 年に岐阜県吉城郡古川町(現飛騨市)に生まれ、高山市で育つ。昭和8 年に上京後、本格的に執筆活動を展開した。戦前は童話、戦後は社会性のある児童文学で注目され、昭和34 年から連載された『キューポラのある街』で一躍脚光を浴びる。この作品は映画化もされ、吉永小百合の女優デビュー作となった。作品には自らの労働体験や故郷・飛騨への思いが色濃く反映されており、子どもたちの現実を正面から見つめる姿勢が特徴である。晩年は夫である作家・井野川潔とともに児童文化運動にも尽力した。代表作に『ちさ・女の歴史』『わたしの飛騨』がある。
●荒垣秀雄(コラムニスト・自然保護活動家)1903-1989
明治36年岐阜県吉城郡神岡町(現飛騨市)に生まれる。旧制斐太中学(現岐阜県立斐太高等学校)を経て早稲田大学政治経済学部卒業後、朝日新聞社に入社。昭和12年英国王戴冠式の特派員としてロンドンへ赴き、文名を高めた。昭和14年社会部長に就任。その後リオデジャネイロ支局長などを経て、戦後論説委員となる。昭和21年「天声人語」の担当となり、コラムニストとしての地位を確立した。退社後も晩年まで執筆活動や番組出演を続けるかたわら、自然保護活動に尽力し、日本自然保護協会会長を務めた。昭和45年神岡町名誉町民。昭和62年東京都名誉都民。
○第8回荒垣秀雄顕彰作文コンクール作品募集中
募集〆切:令和7年9月5日(金)
作品テーマ:「私の大切な一言」
提出:原稿用紙800字またはオンライン
受賞者には賞品(図書カード3万円分等)が贈られます。
詳細はこちらから

○同時開催 企画展示「飛山濃水の文学」
明治・大正・昭和に活躍した郷土作家11人の足跡を辿り、彼らが残した言葉を伝えます。
協力:岐阜県図書館
<問合せ>
飛騨市図書館 0577-73-5600
神岡図書館 0578-82-1764
飛騨市図書館 展示の森:7月1日(火)~7月31日(木)
神岡図書館 そらのひろば:8月6日(水)~9月6日(土)
○展示内容
飛騨を代表する二人の作家による著書をはじめ、二人の人物像が感じられる貴重な所蔵資料の一部を紹介します。(所蔵資料はご寄贈いただいた図書を各館に配架しているもので、常時閲覧が可能です)
●早船ちよ(児童文学作家)1914-2005
大正3 年に岐阜県吉城郡古川町(現飛騨市)に生まれ、高山市で育つ。昭和8 年に上京後、本格的に執筆活動を展開した。戦前は童話、戦後は社会性のある児童文学で注目され、昭和34 年から連載された『キューポラのある街』で一躍脚光を浴びる。この作品は映画化もされ、吉永小百合の女優デビュー作となった。作品には自らの労働体験や故郷・飛騨への思いが色濃く反映されており、子どもたちの現実を正面から見つめる姿勢が特徴である。晩年は夫である作家・井野川潔とともに児童文化運動にも尽力した。代表作に『ちさ・女の歴史』『わたしの飛騨』がある。
●荒垣秀雄(コラムニスト・自然保護活動家)1903-1989
明治36年岐阜県吉城郡神岡町(現飛騨市)に生まれる。旧制斐太中学(現岐阜県立斐太高等学校)を経て早稲田大学政治経済学部卒業後、朝日新聞社に入社。昭和12年英国王戴冠式の特派員としてロンドンへ赴き、文名を高めた。昭和14年社会部長に就任。その後リオデジャネイロ支局長などを経て、戦後論説委員となる。昭和21年「天声人語」の担当となり、コラムニストとしての地位を確立した。退社後も晩年まで執筆活動や番組出演を続けるかたわら、自然保護活動に尽力し、日本自然保護協会会長を務めた。昭和45年神岡町名誉町民。昭和62年東京都名誉都民。
○第8回荒垣秀雄顕彰作文コンクール作品募集中
募集〆切:令和7年9月5日(金)
作品テーマ:「私の大切な一言」
提出:原稿用紙800字またはオンライン
受賞者には賞品(図書カード3万円分等)が贈られます。
詳細はこちらから

○同時開催 企画展示「飛山濃水の文学」
明治・大正・昭和に活躍した郷土作家11人の足跡を辿り、彼らが残した言葉を伝えます。
協力:岐阜県図書館
<問合せ>
飛騨市図書館 0577-73-5600
神岡図書館 0578-82-1764
